とある事情から、私たち家族はずっと借家に住んでおりました。

ずっと同じ家に住んでいられれば良いのですが、様々な事情で借家も転々とする日々を続けておりました。

私が社会人になり、10か月が経とうとする頃、めったに愚痴を言わない母が「もう転々とする生活は疲れた」と私に訴えてきました。

悩みに悩みましたが、もう転々とする必要のないよう私名義で家を買う決意をしました。

問題はお金です。頭金ゼロ、社会人になって間もない私にお金を貸してくれる銀行なんてあるのか。

そんな心配をしながら住宅販売業者と相談してマイホーム購入の計画を進めていきました。当時金利は最低で不動産価格も下落に下落を重ね、もうこれ以上は落ちないといわれていた時代でした。

また、不況のあおりを受け、倒産リスクのある企業より担保のある住宅ローンに力を入れていきたいという時代でもあり、わたしにとってはそれはそれは力強い追い風となりました。

それに加えUFJ銀行は当時私の勤めていた会社の給与振込口座を持つ銀行ということが決定打となり住宅ローンを組むことができました。

あれから10年以上たちますが、両親は幸せにその家で暮らしております。

あの時お金を借り、一生の買い物と言われている家を買う決断をして良かったと心から思っています。